活動レポート・表彰/受賞報告
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Hatsumeiひろしま 2024年12月号
目次
- 「中小企業・スタートアップの知財担当者にフォーカスしたメディア「知財担当ってナニしてる?」(特許庁)」のご紹介
- 青少年創造性育成事業に関するお知らせ
- 最近の話題を考える“知財NEWS”
- セミナーのお知らせ
- 広島県発明協会事務局からのお知らせ
- INPIT広島県知財総合支援窓口からのお知らせ
中小企業・スタートアップの知財担当者にフォーカスしたメディア「知財担当ってナニしてる?」(特許庁)のご紹介
l企業の知財活動について、これまであまり光の当たらなかった中小企業やスタートアップの「知財人材のリアルな現状」に焦点を当てて、特許庁の産業財産権専門官が情報発信を行います!
■配信記事例
・スタートアップで磨かれる言語化力と新たな挑戦!知財の枠 を超えた取組 (令和6年12月2日配信)
・若手知財担当が挑む「全員レギュラー」の精神で切り拓く企業の未来 (令和6年10月25日配信)
・社内のヒーローを可視化せよ!見過ごされてきた努力に光を当てる (令和6年10月25日配信)
・「一人知財部員」が知財管理から出願実務まで! (令和6年10月25日配信)
・ビジネスのステージを上げるためには「知財の取得と活用が不可欠!」 (令和6年10月25日配信)
・中小企業・スタートアップの知財担当者にフォーカスしたメディア「知財担当ってナニしてる?」 (令和6年10月25日配信)
https://chizai-nani-gov.note.jp/(noteアカウント)
https://x.com/i/flow/login?redirect_after_login=%2Fjpo_senmonkan (Xアカウント)
■広島県発明協会創立100周年記念式典および令和6年度中国地方発明表彰式のご報告
この度の式典にご臨席賜りました皆様、ご支援・ご厚情いただいた皆様に御礼申し上げるとともに、これからも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
詳細は100周年記念サイトをご覧ください。>>創立100周年記念式典を開催いたしました|一般社団法人広島県発明協会
■ 青少年創造性育成事業に関するお知らせ
❒ 第45回広島県未来の科学の夢絵画展・令和6年度広島県児童生徒発明くふう展展示会・表彰式 開催報告
11月17日(日)、5-Daysこども文化科学館アポロホールにおいて「第45回広島県未来の科学の夢絵画展」、「令和6年度広島県児童生徒発明くふう展」表彰式が開催されました。絵画展は広島県内の小・中学生から1,207点の応募があり、その中から特賞に選ばれた25名の受賞者の方々を表彰しました。発明くふう展では広島県内の小・中・高から305点の応募があり、地区展等を通した88点が県くふう展にて審査を受けました。審査の結果、特賞21点、モビコン特別賞12点、努力賞9点を表彰しました。
展示会は15日(金)、16日(土)、17日(日)の3日間、5-Daysこども文化科学館3階で行われ、468名の来場者がありました。受賞された児童、生徒の皆さん、おめでとうございます!
また、くふう展の県知事賞、絵画展の県知事賞及び広島県発明協会会長賞受賞者の方にインタビューを実施しております。映像は広島県発明協会ホームページにてUP予定です。
❒少年少女発明クラブ活動報告
◇広島少年少女発明クラブ
11/2 基礎コース 「クリップモーター」 完成コース 「初歩の電子工作➄」
11/17 広島県発明くふう展の見学・自由活動日
◇東広島市少年少女発明クラブ
11/16新規コース 「イライラ棒」製作 継続コース 「マジックハンド」製作
◇福山少年少女発明クラブ
11/9 「不思議な箱」製作② 11/23「非常用警報ブザー」製作①
最近の話題を考える“知財NEWS”
弁理士法人前田特許事務所 弁理士 大石 憲一
AI時代の知的財産権検討会が「中間とりまとめ(権利者のための手引き)」を発表
今回の知財ニュースは、内閣府に設置された「AI時代の知的財産権検討会」が先月、「中間とりまとめ」-権利者のための手引き-を発表したことについて、紹介させて頂きます。
まず、「AI時代の知的財産権検討会」とは、内閣府の知的財産戦略本部に設置された生成AIの懸念やリスク等への対応を検討する検討会です。昨年の10月4日から7回に亘って開催されて、今年5月には「中間とりまとめ」を公表しています。
今回の「中間とりまとめ-権利者のための手引き-」は、著作権者等の権利者として、生成AIに対してどのような対策をしておくべきか等が、あらゆる分野で纏められています。興味がある方は、上のリンク先資料を、一読されても良いと思います。
ただ、現時点の政府の考え方が纏められた資料であるため、何らかの法的拘束力が生じるものではない点について注意が必要です。
もっとも、これから中間とりまとめに従って関連法規が改正される可能性はあります。
今回の手引きには、大事な論点である「生成AIが生み出した著作物が既存の著作物を侵害するか」についても記載があり、「依拠性」について、P26に「既存の著作物が学習データに含まれていることが立証できる場合、生成AIの開発・学習段階で当該既存の著作物が学習されていた場合は、AI利用者が既存の著作物を認識していない場合でも、通常、依拠性があったと推認されます。」と記載されています。すなわち、AI利用者が既存著作物を認識していなかったとしても依拠性が「推認」されるとしているのです。
これまで著作権侵害訴訟の際には、権利者が「類似性」と「依拠性」を立証する必要がありましたが、生成AIの著作物については、「依拠性」を事実上、立証する必要がない、としているのです。この内容は、来年以降の著作権法の法改正に折り込まれる可能性があります。
こうした法改正が行われると、権利者は裁判が起こしやすくなるので、将来、生成AIで生み出された著作物について訴訟が多く提起されるかもしれません。
以上
■ INPIT広島県知財総合支援窓口からのお知らせ
❐ INPIT広島県知財総合支援窓口 知的財産ミニ勉強会
(オンライン)【著作権】ビジネスでの著作物利用における知財リスクマネージメント
ビジネスを行う上で写真・イラスト・文章・音楽等の様々な著作物が利用されています。 しかしその使い方、知財リスクを含んでいませんか? 著作物は著作権などの知的財産権で保護されています。この知的財産権を無視して利用し ていると、思わぬトラブルが発生するかも?
本セミナーではビジネスで著作物を利用する上で生じる知財リスクと、それを対策するための リスクマネージメントを著作権を中心に説明します。
◆開催日時 : 2025年1月16日(木) 14:00~15:00
◆開催方法 : Web (Zoomウェビナーによるライブ配信)
◆講師 : 公益財団法人ひろしま産業振興機構 知財戦略マネージャー
(INPIT広島県知財総合支援窓口 支援担当者) 増田 尚嗣
◆参加料 : 無料
◆申込フォーム : https://forms.office.com/r/azLiPZS2ie
◆申込締切:2025年1月8日(水)
(オンライン)知財契約入門
知的財産が絡む企業間の取引では、秘密保持契約に始まり、共同研究(開発)契約、業務委託契約、ライセンス契約、取引基本契約など、さまざまな契約が登場します。
条項の意味をよく理解しないままテンプレートを利用したり、相手から送られてきた契約書をよく見ずになんとなくサインしていませんか?
本セミナーでは、これまで弁護士として多数の契約書作成・チェックを経験してきたINPIT講師が、秘密保持契約と共同研究(開発)契約を中心に、知財の観点から留意すべき点を解説します。
◆開催日時 : 2025年2月20日(木) 14:00~15:30
◆開催方法 : Web (Zoomウェビナーによるライブ配信)
◆講師 : INPIT 知財活用支援センター 知財戦略部
知的財産戦略エキスパート 弁護士・弁理士 幸谷 泰造 氏
◆参加料 : 無料
◆申込フォーム : https://forms.office.com/r/9QMYtjLZLB
◆申込締切 : 2025年2月13日(木)
■セミナーのお知らせ
❐ 公益財団法人ひろしま産業振興機構 「ひろしま知財経営講座 基礎理解コース」
“なぜ経営に知財が必要なのか?”のお知らせ
知財は、企業経営に幅広く関わります。「ひろしま知財経営講座 基礎理解コース」は企業における知財の必要性を知ってもらう内容です。
「ものづくり」「ブランド成形」に知財活動がどうして必要なのかを学ぶ、ステージ0からステージ1へのステップアップコースです。
◆開催方法 : YouTubeによる動画配信(スマホからも視聴できます)
◆講師 : 公益財団法人ひろしま産業振興機構 知財戦略マネージャー 増田 尚嗣
◆参加料 : 無料
◆対象者 : 経営における知財の必要性を知りたい人
◆問合先 : 公益財団法人ひろしま産業振興機構 知財支援担当
TEL:082-240-7718
◆詳細情報 : https://www.hiwave.or.jp/event/43343/
■ 広島県発明協会事務局からのお知らせ
❒ ひろしま知財塾 中・上級編 ※参加補助券が使えるセミナーです
◆詳細・お申込み等はこちら
❐ 広島県発明協会会員対象 『会員交流会』開催のご案内
今年度第1回目となる会員交流会は、株式会社サタケ様のご協力により、同社の企業概要、事業、主な製品、および知財部の取組み等についてご説明いただきます。
同社は、創業者の佐竹利市氏が、1896年(明治29年)に日本初となる動力精米機を考案し、販売したことが始まりとなっています。二代目社長の佐竹利彦氏が発表した精穀理論は、今日まで精米技術の基礎となっています。西条の酒造メーカーとともに、西条酒のみならず日本の酒造業界、特に吟醸酒の発展に貢献した企業として知られています。
今年4月には、知財功労賞 経済産業大臣表彰(知的財産権制度活用優良企業等表彰(商標活用))を受賞されています。
また、企業見学会終了後には、参加者相互の親睦と交流を深める場として、交流会を開催します。
ぜひこの機会にご参加いただきますようご案内申し上げます。
◆開催日時 : 2025 年 1 月 31 日 (金) 14:00~17:00 (交流会17:30~予定) 受付開始 13:30~
◆開催場所 : 〈第1部〉 株式会社サタケ 広島本社 (東広島市西条西本町2-30)
〈第2部〉 地酒と野菜肉巻串 ちゅうしん蔵 (東広島市西条本町13-3 や台ずし2F)
◆参加者 : 広島県発明協会会員(または、入会希望の方)
◆定員 : 30名程度
◆参加費 : 無料 ※但し、交流会は5,500円程度/人のご負担をお願いいたします。(当日徴収)
◆申込締切 : 2025年1月22日(水)
◆お申込み・お問合せ : 一般社団法人広島県発明協会 担当:西川、吉村
TEL 082-241-3940 FAX 082-241-4088
E-mail info@hiroshima-hatsumei.jp
◆申込フォーム : https://forms.office.com/r/kpr7huC1tT
◆詳細はこちら